世羅町で高校まで育ち、今はアメリカに住んでいます「チャミ」と申します。
アメリカ日記のパート4です。よろしくお願い致します。
今回はアメリカの小学校のイベントなど、日本の小学校とは違うな~とびっくりした事など紹介します。
年中通してイベントが多い。。。
クレージーヘア、クレージーソックス、ピンクデー(ピンクの服を着る日。他にも色んな色の日あり)、パジャマデーなどなど。。日本での学校行事っていえば、学校で完結するものが多いと思います。アメリカの学校は、学校では盛り上がるかもしれないけど、親の協力なしではできないものばかり。。テーマの色の日なんか、その色の服がないので買わないといけないはめに。パジャマだって、家でパジャマ着ないのに学校の為に買うようなものです。
募金活動が多い
この写真はQuarter Warっていうイベント。子供たちが家にある現金をかき集めて、クラス対抗でどのクラスが一番たくさん集まったか競うもの。1年を通していろんな募金する機会があり、面白かったのが、イベントの時に校長先生を筆頭に何人かの先生にウィップクリームが載った紙皿を顔になげつけるというもの。その投げつけたい子どもは一人100ドルで投げれる券がもらえます。投げつけたい先生の前に並んで順になげつけていきます。先生も体を張っての募金活動。子供も大人も大盛り上がりです。募金が高額だった上位が発表されるんですけど、1000ドル以上とかで、びっくりする金額でした。集められたお金で遊具などを買い増しできます。
びっくりご褒美
クラスで頑張ったりいい事をしたら、チケットがもらえて、それを貯めたらクラス単位や、個人で好きなご褒美がもらえるというもの。かわいいなと思ったのは個人のご褒美で先生と一緒にランチが食べれるというものがあります。アメリカの小学校では先生と一緒にランチを食べる事はないので、特別に先生の部屋に行って一緒に食べれるというものです。あとは好きなぬいぐるみを家から持ってこれるというものなど。これらはかわいいですね。
で、びっくりしたクラス全体のご褒美が、ジャンクフードデー。これはお菓子を持って行っていい日。でも、私からしたらいつもお菓子みたいなものばかり持って行ってるでしょ。。って思うんですけど。毎日学校にスナックを持っていかないといけないんですけど、一応学校としてはヘルシースナックという事になってますけど、みんなポテトチップスとか、ポップコーンとか。元は芋にトウモロコシだもんね(;’∀’)
もう一つびっくりしたご褒美が、エレクトリックデー。この日は家からSwtichとかタブレットとかゲームを持って行っていい日。家でいつでもゲームできるんだから、学校ぐらいやめてほしい。。と思いました。しかも持ってない子とかどうするんだろう。と思ったら、そういう子はコントロールが二つあるので、貸してあげて一緒にするらしいです。先生によっても色々で、これは変わってるのかな。日本みたいに教科書がないので、同じ学校でも先生によって、勉強の熱の入れ方も、遊び方もそれぞれです。
ハロウィンのイベント Trunk or Treat
学校の駐車場でボランティアの人たちが車のトランクを使って、いろいろテーマごとにゲームを作ったり着飾ったりして、子供たちにお菓子やおもちゃを配るというイベント。いろんなアイデアで、すごいな~と思います。アイスクリームトラックも来るし、子供たちの大好きなイベントです。
写真をクリックして動画が見れます。
Field day 運動会みたいなの
日本の運動会みたいに、練習とかもなく、その日にボランティアの親達が進行する、その時間だけのイベント的なものです。これは日本でもする綱引きの動画。この年からレディファーストで、ちょっとボーイズ気の毒(笑)この後の勝負も負けてました(笑)
Stuff Appreciation week 先生に感謝の週
毎年、この週がやってきたか、、、と親としては少し気が重たくなる週です。先生に感謝する週で、毎日いろんなものを持っていかないといけないので、準備が。。月曜はお手紙を持っていく日、火曜は先生の好きなお菓子を持っていく日、などなど。ギフトカードを持って行ったり、お花を持って行ったり、好きな香りのキャンドルを持って行ったり。先生の好きなお店や、レストランなど、こちらが何を買ったらいいか迷わなくていいように、詳細な資料も一緒にもらうので、とっても便利です(笑)先生も一人だけではなく、4人ぐらいにあげるので、好みもそれぞれあり、資料を見ながらお買い物です。
私から一言言わせてもらえるなら、小学校はまだいいのです。公立だし無料なので、感謝の気持ちもあります。でも、小学校前のデイケアに行ってた時は、全部私営なので、かなり高額な学費です。だいたい1か月1400ドルぐらい。日本円にして、22万とか。。それで、更に出費が、、、と思ったりしました。でも、これが受付の人にギフトカードをあげたりすると、その後から態度が良くなったり(笑)
終業式 というか夏休み前の最後の登校日
これは夏休み前の最後の日で、5年生からしたら卒業式(6年生から中学生になるので)。明日から夏休みが始まるよ!という事で、先生から子供たちに向けてのビデオレターです。校長先生、事務の先生、清掃員から全員集合です。子供たちは毎年、この先生からのビデオレターを楽しみにしてます。
写真をクリックして動画が視聴できます。
まとめ
日本の小学校と比べてアメリカの小学校はどうでしたでしょうか。子供からしたら、すっごく楽しそう~って思ったと思います。私も見てて、そりゃ楽しいでしょうよと思います。でも、勉強は。。?毎日宿題はほぼありません。あっても、する義務はなく、できるところだけでいいという感じです。親としてはもう少し勉強させてあげてほしいと思うのですが、さすがアメリカ。そこも個人次第ですかね。勉強させたかったら、各家庭で塾に通わせたり家で教える。もしくは勉強熱心な学校があるところに引っ越します。学区制がとても厳しく、住んでいる地域によって公立の学校が決まってきます。高校生とかになると学校の為に引っ越すといのはよくある話です。もしくは学費の高い私立に行かせるか。日本の小学校は行かせれば、教育と食育と安心できます。うちの子も世羅西小学校に3か月ほど通わせて頂いた経験がありますが、勉強もよくみて頂いて、先生から困ったことはありませんか?と電話を頂いたり、とても手厚く感謝と感激でした。あ~ここも言いたい!アメリカの給食。。ピザ、ホットドッグ、タコス、チキン、ピーナッツバター&ジェリーこれらが2週間周期で同じメニューです。日本の給食の素晴らしいこと。アメリカでは食育というのは非常に乏しいです。日本とは逆で、学校で栄養あるもの食べないので、なんとか家で作って食べさせないとという感じです。
子供からしたら楽しい学校ですけど、日本の学校を知ってる私からしたら、親は結構大変です!!(;’∀’)
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