今回はアメリカで困る事は何だろうって考えた時に思いついたメモ書きの中から、「アメリカのサービス」について、私の体験談を紹介したいと思います。
・医療費が高額
・料理の質
➡アメリカのサービス
・習い事のコストが高い
・いろんなものが大きく、重たい。老後の心配
アメリカ生活で困るのが、お店の対応、電話でのやりとりや、いろんなサービスなどです。もちろん英語でしなきゃいけないというのもありますが、その質っていうのが、日本では当たり前だったものがこっちだとそうじゃないよね、と、日本のありとあらゆる仕事に携わる人たちの教養、対応の良さ、アメリカを知ってから、日本ってすごいなとしみじみと感じるものがあります。もちろん、アメリカの素晴らしいと思う所も多々ありますが、今回は今までで経験した、日本ではありえないよねと思う記憶に残っている話を紹介したいと思います。
AT&Tの携帯電話の契約についてもめた時のありえない話
日本に長期で一時帰国する時、使わないのに携帯代を払い続けるのももったないよねと、携帯会社に解約するために電話をしました。そうすると、解約するよりも、ひと月7ドルぐらいで電話番号だけキープするっていうプランがあるのでそちらはどう?と勧められました。一旦解約すると今の電話番号は保持できなくなるし、電話番号使っていろんな登録をしているので、番号変わるよりそっちがいいな。と思いお勧めのプランにすることにしました。いつから変更して再開するとかも決めて、オペレーターもすごくナイスな人で、日本で楽しんでね。とかいう会話もし、良かった良かったと思って電話を切りました。数か月後アメリカに帰ってきて請求書を確認すると、なんと毎月フルで取られていてびっくりしました。すぐに携帯会社に電話をすると、今回のオペレーターは、そんなプランは存在しないというのです。あそこまで詳細に説明されて、英語が理解できなかったからの勘違いとかいうレベルではないと思いました。前にうけた事情を説明しても、その人は今も昔もそんなプランは存在しないんだから知らないっていうのです。マネージャーに代わってもらって、いつも電話の最初にこの会話は録音されているという音声が流れるので、それを聞いたらわかるるでしょと要求すると、その権限は向こうが困ったときに録音データが聞けるもので、こちらが困った時は開示されないと言われました。こっちも、日本に帰ってからちゃんと停止されているかの確認をしたらよかったのですが、まさか、あそこまで話して、そんなプランは存在しないってありえないと思いました。
病院で子宮頸がんの検査をした時のありえない話
子宮頸がんの疑いがあって、サンプルを取られてラボに送られたのですが、待っても待っても連絡が来ず、こちらから電話してみました。そしたら、サンプルをなくして検査ができていないというのです。なので、再度サンプルを取る予約を入れますか?って。おまけに、その電話の人が、なくしたのは、ラボの人で私のせいじゃないわ。って言ってきたのです。サンプルを取るのに結構痛い思いをして取ったのに。。ちょうど日本に帰る予定もあったので、アメリカでもう一度サンプルをとるというのは断って日本で再検査する事にしました。サンプルをなくすとかありえないけど、なくしたのに連絡してこなくて、こっちから連絡したら、私のせいじゃないとか言われたのもさらにありえないです。
病院で血液を採られた時のありえない話
アメリカで血液採取専門のオフィスに行った時の事です。注射針を腕に入れられて、数秒たっても血管がつかめないみたいで、肌の中から針の形がプクープクーっと出てくるのが見えました。10秒ぐらいされたでしょうか。その時、目の前が白くなってきて、息をするのが苦しくなってきて、「I can’t breathe…」(息ができない)ってナースに言ったんです。そしたら、ナースに「wake up! Don’t close your eyes!」(起きて!目をつむらないで!)と言われて、頬をパンパンパンとビンタされて、水のスプレーをプシュップシュップシュッと顔にかけられました。私だって、好きで目がつむってきたんじゃないわい!と思いました。その日は血液の採取をあきらめて、しばらく横になって家に帰ったのですが、指先のしびれがなかなか取れず、治るのに数日かかったと思います。たかたが血液の採取、しかも血液採取専門の所です。ありえないです。

病院で髄膜炎の疑いをかけられた時のありえない話
10年も前の事です。その日は急に頭痛がひどくなって、吐き気もするし、フラフラする感じで緊急病院に行きました。そしてその症状を伝えると、ドクターが肩が痛いか?と聞いてきたので、私はバレーボールをしていて、肩を痛めているからだと思うけど肩は痛いよと説明しました。そしたらその症状から、私は髄膜炎の恐れがあると言われたのです。しかも、その診断を出すときに携帯をいじりながら、誰かにテキストしてるのか、私に集中してない感じで。もしくは、症状を調べてた?知らんけど。髄膜炎の症状はひどい頭痛と肩の痛みらしいんですが、私は何度も説明しました。この肩の痛みはバレーボールをしていてですね、、前からずっと痛いしそれで痛いだけなのだと。(実は2年ぐらい肩が外れてて、その最中でした)でも、ドクターは肩が痛い、頭痛があるという事で、髄膜炎かも。って。待たされてる間、長いしトイレ行きたいなと思って、部屋から出て廊下を歩いていたらナースに追いかけられて、あなたはこの部屋から出ちゃダメよ!トイレだけ済まさたらすぐに部屋に戻ってきて。って。え???髄膜炎はうつる病気らしく、そこから私は隔離状態に置かれているという事を知りました。その後、痛い思いをして腰から骨髄液を取られて、検査にだして髄膜炎かどうかわかるのに3日かかるから、その疑いがはれるまでは退院できないと言われました。そこから髄膜炎患者として隔離部屋に入れられ、抗生物質を24時間だか点滴されるという処置に入りました。面会に来る人も隣の部屋でガウンやマスク、手袋、帽子、靴にかぶせ物もして、完全防備の形で私の部屋に入ってくるという緊迫状態です。そして3日後、検査結果が出るかと思いきや、骨髄液が少なすぎて検査ができなかったので、もう一回とるか?と言われたのです。。で、これからまた検査結果が出るのに3日。でも、入院初日から髄膜炎患者としての処置をすでにしているので、7日たてば完治するから、どっちにしろ退院はできるよ。って。また骨髄液とるのもめっちゃ痛いし、それだったら取らずに入院する方がいいわって事になりました。7日後、頭痛はとれたし無事に退院はできたのですが、私が本当に髄膜炎にかかっていたかどうかは今だ不明のままです。。。そしてお金の請求だけは後からやってきました。今度から病院で正直に言うもんじゃないな。と思いました。ありえないです。


まとめ
他にも、日本から届くはずの荷物を配達の人が違う住所に荷物を届けたみたいで、郵便局の人が、間違えて配達した住所を教えるから自分でその家に取りにいってくれる。って。え?私が取りに行くの??って聞いたら、僕の問題じゃないし、あなたが困ってるんだからあなたの問題でしょ。って。腑に落ちないまま、自分で取に行ったけど。知らない家にいきなり行って銃で撃たれたらどうするのとか。後で考えたら怖くなったけど。ま、そこの人が普通の人で良かった。っていうか、そこの人も縁もゆかりのない人が日本からの荷物を勝手にうけとるなよ!って思いました。箱も空けてたし。ほんと小さいありえない話は山のようにあります。この記事書いてる今日なんか、仕事でレンタカーを手配して、職場まで持ってきてもらったのですが、フロントまで受け取りに行ったら、ナンバープレートが付いてないのです。問い合わせたら、そういうのはこっちでしないんだけど、特別にまた持っていくって。こっちではしないって絶対嘘。ただ忘れてただけだと思います。っていうかナンバーついてない車をレンタカーしてこっちはどう使うつもりだと思った??今日その仕事予定してたのに、またずれます。。やばい。ありすぎてまとめにならない(;’∀’)お店の人も、病院や役所でさえも信用できないというか。自分の身は自分で守るじゃないけど、何事も疑ってかからないといけないし、なんでも一回で事が進まないというか。後で電話するとか絶対に嘘。自然と生きていくたくましさみたいなのは、お陰様で身についてきたなと思います(;^ω^)そして日本の空港に到着した瞬間から感じる待遇のいい事。レストランも、お店も役場も、どこにいってもみんないい人で、丁寧で。なんて日本は素晴らしいんだろうって感動します。逆にアメリカの空港に到着した瞬間から、あーアメリカに帰ってきたわ。。と感じます。いや、アメリカもいい所はいっぱいあるんですよ。今更ですが。。でも、日本から出てわかる、日本の素晴らしさ。私の体験談から少しでも伝わることができたら嬉しいです。

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